トップページニュース業務効率化を支えるデータ連携:
アヴァクシアのBoomiを活用した実例

業務効率化を支えるデータ連携:
アヴァクシアのBoomiを活用した実例

今回は、Boomiを活用したデータ連携の取り組みとその事例について、インターフェースチームのPMOよりご紹介します。システム間連携の最適化や業務効率化を実現する、アヴァクシアの具体的なアプローチにぜひご注目ください。

1. インターフェースチームの主な業務内容

アヴァクシアのインターフェースチームでは、Boomiを活用したインターフェース(ミドルウェア)の構築を通じて、システム間の連携を実現しています。また、各システムを統合し、データ処理の高速化と安定化を実現することで、業務全体の効率化を達成しています。
以下に、具体的な業務事例を紹介します。

① 他ベンダーが構築したそれぞれのシステムを、Boomiを用いてデータ連携を実現

以下の図は、大まかな連携の仕組みの解説です。

② お客様の要望に合わせて、 古いシステムと最新のソリューションのデータ連携を実現

古いレガシーシステムや不明なロジックのデータも、Boomiを通して、SAPやSnowflakeなどの最新ソリューションとスムーズに連携が可能です。数十年以上前の旧式システムのデータにも柔軟に対応し、お客様の現行の環境への影響を最小限に抑えて変換・統合を行います。

③ 使用しているシステムのデータ移行をサポート

SAPのバージョンアップや他システムとの連携に伴うデータ移行では、Boomiを使って一時的な移行専用インターフェースを構築。この移行専用インターフェースは必須ですが、忘れがちなインターフェースの役割です。単純な移行では対応できないケースにおいても、データ形式や仕様の違いを考慮した移行を実現し、スムーズなインポートをサポートします。SAP間のデータ移行も、最新バージョンに合わせてスムーズにデータのインポートが可能です。

④ アーキテクチャー検討

どのソリューションまたはアプリケーションを使用してのデータ連携が最善か、ベストプラクティスを提案し、より簡潔で安定したインターフェース等の構築を行います。
インターフェースに限らず、データ処理のパフォーマンスや稼働後のエラーハンドリング用のアプリケーション構築も得意です。

2. Boomi導入におけるアヴァクシアの強み

開発業務を担うエンジニアに加え、日本企業向けの資料作成や進捗管理を担当するPMOとコンサルタントが連携し、お客様のシステム構築と運用をサポートしています。また、問題分析やプロアクティブなモニタリング(問題が起こらないように監視をする体制)を活用し、高い問題解決力を発揮できる点も、アヴァクシアの強みの一つです。導入後のハイパーケアや運用保守にも柔軟に対応可能です。
また、アヴァクシアは日本や海外での導入実績が多くあります。Boomiとのパートナー契約もあるため最新の情報や問い合わせがスムーズに実行できます。これまでの経験や実績から、導入、構築、テストの各工程でのサポート体制がスムーズに組めることも弊社の強みです。日本企業特有の詳細な資料作りや報告体制への適用もスムーズに進めることができ、外資系企業や海外サポートチームとのやりとりも円滑に対応可能です。

主なお客様

  • 日本:飲料、化粧品、エネルギー、自動車部品、ロジスティック会社
  • シンガポール:エネルギー会社
  • US:エネルギー、ロジスティック会社
  • UK:ロジスティック会社
  • フランス:コンサルティング、ロジスティック会社
  • ベルギー:コンサルティング会社
  • デンマーク:ロジスティック会社
  • ドイツ:ロジスティック会社
  • チュニジア:建設機械、エネルギー会社
  • アルジェリア:建設機械、エネルギー会社
  • リビア:建設機械会社
  • セネガル:エネルギー会社

3. アヴァクシアだからこそ実現した効果・成功事例

① Boomiの実績

  • 日本の電力会社様等での多くのBoomiインターフェースの開発・運用実績
  • 複数のレガシーシステムからSAP(ERPシステム)への完全移行、マスターデータ、トランザクションデータの同期とインテグレーションを完遂
  • 主要なSAASシステム(Snowflake、Salesforce、SFSF)とSAPとのインバウンドおよびアウトバウンドのデータ統合:より効率的で確実なシステム統合の設計・構築の実施
  • リアルタイム統合を達成するためのAPI開発の実施

② 達成事項

  • 高負荷データ(数百万レコード)の取り扱い:
    アヴァクシア独自のロジックにより、簡潔な設計でデータ処理を最適化。レコード数が多くても、追跡が容易です。データ連携に問題があった際に、どこに問題があるのかをユーザーであるお客様にも分かりやすい設計です。
  • リアルタイムのデータロード:
    お客様の環境や要件に応じて、適切な運用設計を実施し、リアルタイムでのデータロードを実現します。
  • 異なるデータ形式とエンコーディングを含むデータの取り扱い:
    Boomi標準のAPIに加え、必要に応じてアヴァクシアがJavaでカスタム実装を行う事で、複雑なデータ形式でも柔軟な連携を成功させています。
  • 1バイト(半角) 、2バイト(全角)混在下でのデータ連携・統合:
    英語(1バイト)以外の言語もアヴァクシアのエンジニアがカスタマイズ対応し、スムーズな連携・統合を実現します。

以下はアヴァクシアが扱える、システム間のデータ連携の一例です。

  • SAP – Snowflake連携
  • Joget – Concur、SAP連携
  • Salesforce – SAP、Snowflake、Oracle連携
  • COMPANY – SAP、Oracle連携
  • お客様Web API – SAP、お客様バッチを使用した連携

③ インテグレーションチームの強み・得意分野

  • 総合的な専門知識、マルチプラットフォームや、APIの専門知識を持つ
  • ビジネスに最適なソリューションのご提案
  • 豊富なプロジェクト経験
  • 問題の分析や、プロアクティブなモニタリングを利用した高い問題解決能力
  • 自動化や最適化を利用した継続的な改善
  • セキュリティやコンプライアンスの対応

システム統合アプリ例

クラウド運用管理例

Boomiの導入やシステム間連携をご検討中の方は、ぜひご相談ください。他ベンダーが構築した複雑なシステム間の連携や、レガシーシステムとの接続実績も豊富です。プロジェクト開始から運用保守まで、一貫して安心してお任せいただける体制を整えております。ぜひお気軽にお問い合わせください。

TOP