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インフラ保守対応のご紹介

Joget / Snowflake
インフラ保守対応のご紹介

今回は、インフラチームに所属している、保守担当エンジニアが、JogetおよびSnowflakeにおいて、どのような保守業務をしていたかを紹介します。

1. JWorkflow(Joget)とは何か

Joget は、ノーコード/ローコードで業務アプリを開発できるプラットフォームです。

申請・承認ワークフローや業務プロセスの自動化など、さまざまなアプリを短期間で構築できます。

Jogetを使用したアプリの一つである、JWorkflow は、業務向けワークフローアプリの総称で、稟議、経費、契約管理、文書承認など、企業内の申請業務を以前は紙やExcel、メールで行っていた業務フローを電子化し、Web上で一元管理することが可能になり、スムーズな業務処理を実現します。

(可視化されたワークフローの例)

(オリジナル)

インフラエンジニアとして保守対象になっていたのは、JWorkflow(Joget)が採用された申請・承認・決裁業務を「可視化・標準化・統制化」する共通ワークフロー基盤でした。

以下に、JWorkflowで実現できる主なことを箇条書きでまとめます:

【JWorkflowで実現できること】

  • 申請・承認プロセスの標準化・可視化

    複雑な承認フローをシステム化し、誰が・どこまで・どの案件を処理しているかが一目で分かるようになります。担当者の抜け漏れ防止や、処理スピードの向上に効果があります。

  • 承認履歴の自動記録(監査対応)

    申請内容・承認者・処理日時を自動で記録し、監査に必要な証跡を確実に残すことができます。紙・メール管理で発生しがちな「記録が見つからない」というリスクを解消します。

  • 業務変更に強い柔軟なワークフロー

    組織変更や承認ルールの変更にも、設定変更だけで対応可能。
    システム改修を伴わないため、運用コストを抑えながら継続的に業務改善できます。

  • 複数業務を1つの基盤で横断管理

    稟議、経費、契約、文書管理など、バラバラに運用されがちな社内申請を1つの基盤で統合。利用者の使い勝手が向上し、管理部門の保守・運用負担も軽減します。

(Joget DXの画面)

【対象業務アプリ例】

  • 稟議・決裁

    社内での申請や承認手続きをオンライン化し、申請から決裁までの流れをスムーズにします。

  • 会計伝票承認

    経費や請求関連の伝票を電子化し、承認状況の確認や処理時間の短縮を実現します。

  • 押印・契約関連

    契約書や申請書への押印・承認作業をデジタル化し、紙のやり取りを減らします。

  • 文書管理・承認

    社内文書の作成、保管、共有、承認までを一元管理し、最新版管理や検索性を向上します。

【JWorkflow(Joget)基盤運用保守と業務アプリ保守の違いについて】

インフラエンジニアの保守とアプリの保守の対象の違いを簡略に見せています。緑色の部分はインフラエンジニアが保守対象としてみるところで、アプリよりも、より下の層を対象としています。

JWorkflow(Joget)基盤の運用保守では、システムを構成する主要な要素である、Jogetインフラ部分、VM、OS、Joget データベース(ミドルウェアとして分類されます)などを包括的にサポートしました。

JWorkflowは、比較的落ち着いており、そこまで大きなインシデントはなく、アプリ側で作業がある場合に、インフラ関連で必要な作業(例えば、更新などの依頼)の対応がほとんどでした。

問合せの内容を大きく区別すると、以下のとおりです:

  • システム稼働状況の確認
  • アラート発生時の一次切り分け・一次対応
  • ログ取得・ログ調査とトラブル原因の分析
  • データベースに関する相談・データ更新作業
  • インシデント(障害)対応

参考サイト(Joget公式サイト):https://joget.com/

2. JogetおよびSnowflake(*)のインフラ保守対応内容

私の保守の対象では、Jogetだけではなく、昨今有名になって来たSnowflakeも担当になっていました。

実際に経験した一例では、ワークフローを管理しているJWorkflowアプリ(Joget)でアクセスができない、という障害がありました。顧客側からチケットが私のところに降りてきます。そのチケットをもとに、JWorkflowアプリ側のエラーメッセージを確認し、OS側のログ確認後、サービス再起動を実施して正常にアクセスできるかを確認します。Jogetは便利なツールですが、日本語の対応がなかったため、インシデント発生時はログを確認しながら英語でJogetサポートへ問い合わせ、提供された解決策を基に対応していました。

Snowflakeの保守としては、データベースをクラウド上で管理しており、顧客のプロジェクトチームからリクエストを受け取ります。リクエストはExcelファイル(サーベイシート)で依頼が来ます。1日に平均3・4件の問い合わせを受けました。依頼シートには、データベースに対してのユーザ追加・削除、モニタリング設定などが記載してあります。それに基づき、DEV/STG環境(開発・検証環境)でパイプライン処理(更新データがある場合、Snowflakeを利用して、更新データを自動処理し、分析できる状態に整えること)を実行し、エラーなく処理が完了することを確認しました。

また、ユーザの作業内容に応じてSnowflakeの権限ロール付与・削除を実施するのも、インフラチームの業務範囲で、私が担当していました。この作業は、上記のパイプライン処理を比較すると単純な作業でした。

*Snowflakeについては、以下のニュース記事を参照してください。

3. 日々の保守業務で意識しているポイント

全てのシステム保守に共通する当たり前のことですが、問い合わせやアラート発生時に、タイムリーに対応することを最も重視しています。

特に、Snowflakeについては、顧客にもよると思いますが、私が担当していたところは、確認事項、および、手順が多く、それをしっかり遵守しながらタイムリーに対応することが求められており、その点にとても気を配りました。

インシデントのチケットが切られた場合、エラーメッセージを確認し、必要に応じて担当チームへエスカレーションを行います。連携を行う際に以下のポイントを常に留意していました:

  • 影響範囲を最小限に抑えること
  • 障害の早期検知のため、迅速な一次対応をすること
  • お客様への分かりやすい説明と報告にすること
  • 再発防止を意識した対応を各チームと連携して実施すること

4. まとめ:アヴァクシアで提供できる価値

アヴァクシアのインフラチームでは、前述したとおり、VM・OS・DBのようなシステムインフラ基盤を中心としたインフラサポートを主に対応していますが、今回のように、JogetやSnowflakeのようなミドルウェアを使用する際に必要となる基盤層の環境も保守・メンテナンスを包括的に行えます。

インフラ側のアラート対応やOS不具合などの問題解決に対応し、JogetやSnowflakeといった基盤のインフラ保守を通じて、お客様が安心して業務に集中できる環境を支えています。

障害発生時の一次切り分けから復旧までを迅速に対応できる体制を整えており、少人数でもスピーディに判断・行動できる運用フローを確立しています。

Jogetのサポートには、Joget自体の知識のほかに、Linuxの知識、JogetとSnowflakeに共通してSQLの知識があると役に立つと思います。特に、Jogetに関してはLinuxの知識があったため、簡略に書かれていた説明書を解読することができて、インシデントの一次対応を迅速に進められたことがあります。

保守サービスは顧客のビジネスを止めないように、顧客側と一緒に、日々システムに向き合い、何かリクエストやインシデントが来た場合には、最適・最短に対応できる体制が必要です。アヴァクシアには、ソリューションアーキテクト、システムアーキテクト、システム構築の経験が豊富なエンジニアと保守チームが協力して、単純なリクエストやインシデントから、より高度で複雑な改修やトラブルシューティングに対応しています。

システム基盤の保守について、ぜひ、アヴァクシアにご連絡ください。
リンクはこちら https://avaxia-asia.co.jp/contact/

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