近年、Snowflakeはクラウドデータプラットフォームの分野で急速に注目を集めています。従来のデータウェアハウスと比較して、スケーラビリティやパフォーマンス、管理のしやすさにおいて大きなメリットを提供し、多くの企業が導入を進めているようです。
本記事では、Snowflakeが注目される理由や技術的な特徴について簡単に解説します。

近年、Snowflakeはクラウドデータプラットフォームの分野で急速に注目を集めています。従来のデータウェアハウスと比較して、スケーラビリティやパフォーマンス、管理のしやすさにおいて大きなメリットを提供し、多くの企業が導入を進めているようです。
本記事では、Snowflakeが注目される理由や技術的な特徴について簡単に解説します。
Snowflakeは、クラウドネイティブなデータプラットフォームで、データウェアハウス(DWH)、データレイク、データエンジニアリングの機能を統合したサービスです。Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloud Platform(GCP)上で動作し、柔軟なスケーラビリティと高いパフォーマンスを提供します。
画像引用:https://docs.snowflake.com/ja/user-guide/intro-regions
2012年に設立されたSnowflake社は、2020年にニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場し、IPOではクラウド企業として過去最大規模の上場を果たしました。それ以来、グローバルで急速に普及し、現在では多くの企業がデータ分析基盤として採用しています。
従来のオンプレミス型データウェアハウスとは異なり、Snowflakeはクラウド専用に設計されたDWHです。そのため、インフラ管理が不要で、柔軟にリソースをスケールアップ・ダウンできます。
Snowflakeは、コンピュート(計算処理)とストレージ(データ保存)を完全に分離している点が大きな特徴です。これにより、以下のようなメリットがあります。
画像引用:https://docs.snowflake.com/ja/user-guide/intro-key-concepts
Snowflakeはデフォルトでデータの暗号化を行い、アクセス制御や監査ログの機能も充実しています。また、データ共有機能により、異なる組織やチーム間で安全にデータを共有できる点も強みです。
画像引用:https://www.snowflake.com/ja/data-cloud/workloads/collaboration/?utm_cta=website-homepage-workload-card-ai-m
Snowflakeには、データの自動圧縮、インデックスの最適化、キャッシュ機能などが組み込まれており、高速なクエリ処理が可能です。特に、リジューム機能(一時停止・再開)により、必要なタイミングでコンピュートリソースを利用できます。
Snowflakeでは、異なるデータソース(CSV、JSON、Parquetなど)を簡単に統合でき、外部のBIツール(Tableau、Power BI、Lookerなど)ともシームレスに連携できます。また、データマーケットプレイスを活用することで、他社のデータを購入・利用することも可能です。
Snowflakeのアーキテクチャは、大きくストレージ、コンピュート、クラウドサービスの3層に分かれています。
既存のオンプレミスDWH(Oracle, Teradata, IBMなど)をクラウドに移行し、スケーラビリティとコスト最適化を実現。
データレイクとSnowflakeを連携し、構造化データと非構造化データを統合管理。
Tableau、Power BIなどと組み合わせて、リアルタイムのデータ分析を行う。
Snowflake上に機械学習モデルのトレーニング用データを集約し、Databricks、AWS SageMaker、Google Vertex AIなどのAIツールと連携。
Snowflakeの料金は、ストレージ費用とコンピュート費用の2つに分かれます。
従量課金制のため、使った分だけ料金が発生し、コスト効率が良いのが特徴です。
Snowflakeは、クラウド時代のデータ活用に最適なプラットフォームとして、世界中で採用が拡大しています。データウェアハウスのモダナイズや、データ分析の基盤として検討している企業にとって、非常に有力な選択肢となるのではないでしょうか。
特徴 | メリット |
---|---|
クラウドネイティブ | インフラ管理不要、スケーラビリティ抜群 |
コンピュートとストレージの分離 | コスト最適化、パフォーマンス向上 |
セキュリティとデータ共有機能 | 安全にデータを管理・共有 |
クエリパフォーマンス最適化 | 高速なデータ処理が可能 |
多様なデータ形式をサポート | JSON、CSV、Parquetなどを簡単に統合 |
外部ツールとの連携が容易 | Tableau、Power BI、AIツールと統合 |
今回の記事を作成するにあたり、参考にしたSnowflakeの公式サイトをご紹介します。
>>次号では、Avaxia Snowflakeチームが担当する業務や、当社エンジニアの観点からデータサイエンティストとデータエンジニアの違いについてご紹介します。次号もお楽しみに!